年中行事

元旦祭 1月1日

「静かなる神のみいそのの朝ぼらけ
  世のありさまもかかれとぞおもふ」

初詣は、来る方を感謝し、行く末の無事繁栄を祈願する我々日本人の慣習として祖先より受け継いだ敬虔な心情のあらわれであり、誠に清らかな美風であります。
年のはじめに、世界の平和と国の安泰、氏子崇敬者と皆様の幸せを祈る祭です。

節分祭 2月(節分近くの日曜日)

立春の前日、「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という意味をこめて、悪いものを追い払う伝統行事。
当社では近い日曜日に行います。全国でも珍しい、貝殻の中にクジがある「貝替行事」に豆まきと多くの参拝者で賑わいます。是非、運試しにお越し下さい。
厄除け大祭も齋行しています。お祓いを受け、身も心も清らかに春を迎えます。

夏越祭 7月15日

「みな月のなごしの祓する人は 千年の命のぶというなり」

半年間の、平素知らず知らずのうちについた不浄不潔(神道では罪気枯れ)を祓い清めて、暑い夏を元気で過ごせるよう神様にお祈りするお祭りです。
当社では毎年7月15日に行います境内には茅の輪を設置します。また、特殊神事「御湯立神事」の大釜が据えられます。大釜のお湯を飲むと夏病みしないと古くから言われ、やかん・水筒を持った人で賑わいます。

秋季大祭 10月(第3土・日曜日)

秋の大祭は古くから氏神様の御神徳に感謝を捧げると共に、秋の実りを祝し、氏子崇敬者各位の家内安全・商売繁昌を祈願する大切な祭りとされています。
前夜祭では奉納神楽、大祭当日には各町内で俵みこしが練り歩きます。

除夜祭 12月31日

この1年に感謝し、来る年も佳い年になるよう祈念するお祭りです。

月次祭 毎月1日

「三本の矢」で有名な毛利元就が
「一年の計は春にあり 一月の計は朔(ついたち)にあり  一日の計は鶏鳴にあり」
春は年初め、朔は月初めのこと、鶏鳴は一番鶏の鳴く早朝のことです。
「1年の計画は年の初めに、ひと月の計画は月初めに、今日の計画は朝に、立てなさい」という意味です。
日頃の感謝とその月の安泰を願うお祭り。
当神社では毎月1日の午前6時30分より「月次祭」を齋行しています。ご自由に参列いただけますので、是非ご参拝下さい。